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技術①気管挿管のメリットとポイント


今回は気管挿管について書いていきますね。

 気管挿管は、最も確実な気道確保をできる方法です。しかし、時間を要するという最大の弱点があります。そのため、全ての心肺停止患者さんに行う手技ではないことを覚えておきましょう。

 なぜ、全ての心肺停止患者さんに行わないのでしょう?バッグバルブマスクを使用して十分に換気ができていれば、気管挿管を最も優先する必要はありませんよね。それよりは、胸骨圧迫をしっかり行い、抹消静脈ラインを確保して薬剤を投与するほうが優先になるわけです。

 

 とはいっても気管挿管のメリットは、バッグバルブマスクでは換気不十分な場合、嘔吐がある場合、気管挿管によりマンパワーが確保できるなどの良い面もたくさんあります。蘇生処置で心拍再開をした場合、入院となり気管挿管患者さんの管理をすることになります。

 

 では、看護師が注意すべきポイントはなんでしょう?

     スペースの確保

     吸引の準備

     体位
 

これが大事となります。気管挿管時、医師は患者さんの頭側正中線上にいるのが一般的になります。なので、病室の場合はベッド頭側に気道管理ができるスペースを確保しましょう。

吸引は、嘔吐や胸骨圧迫の影響で痰が上気道まであふれ出てくることが容易に予想されます。視野をクリアにすることや誤嚥予防に重要です。

体位は、仰臥位で薄めの枕を頭の下に入れたポジションが良いでしょう。

 

次に、気管挿管の介助を行う上で、必要な知識はなんでしょう?

     咽頭展開のポイント

     チューブ挿入の深さの目安

     蘇生時の挿管チューブの固定方法

     蘇生時の挿管位置の確認方法

 

これらが大切となります。咽頭全体~声門までの観察を行うことを咽頭展開といいます。咽頭鏡のブレードで舌根を持ち上げると、奥にある声門を観察できます。チューブ挿入の目安は、成人であれば1923cmになります。挿管チューブの固定方法は、伸縮テープでしっかりと固定をします。テープを巻くときに、ゆるみが出ないようにするのがポイントになります。挿管位置の確認は、胸部の上下動があるか、左右の呼吸音やチューブの内側に水蒸気がついているか確認をします。器具の確認で、二次的な確認をすることができます。食堂挿管検知器(EDD)や呼気二酸化炭素検知器(CO2ディテクタ)などがあります。各医療機関によって、使用しているものが異なりますので事前に調べておくと良いでしょう。

 

 気管挿管を行う場面は、緊急性が高い場合に行うので、最初は焦ってしまいますが、ポイントは医師が次にどのような行動をとるのか予測しながら動けるかということになります。

 

 次回は、「除細動における看護師のポイント」について記載していきます。





 

 

 

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