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航空機内で、急病人発生!看護師としてどう行動する?

今回は「航空機内で、急病人発生!看護師としてどう行動するのか」について記載していきますね。

 

よくテレビドラマやニュースで見かけることが多い、航空機内の医療行為。

 

急病人が発生した時に、

 

「医師や看護師はいらっしゃいませんか?」

 

というように、まれではありますが、医療スタッフの援助を要請されることがあります。

 

年間数十億人が利用しているので、発生することは想定されますよね。

 

そして、医師がいなく、看護師のみという場合も十分にありえます。

 

看護師のみで行える援助、しかも航空機内でどうしたらいいの?と不安が強くなりますよね。

 

病院内と病院外での活動は、環境が大きく異なります。

 

「助けたいけど、責任も大きいし、どうしたら?」

 

となりますよね。

 

では、航空機内での症状の特徴は、どういうものがあるのか?実際、航空機内で、どのような薬剤や医療資機材があるの?解説していきましょう!

 


 

航空機内での症状の特徴は、どういうものがあるのか?

 

航空機内での症状を考えると、環境を考えなければなりません。

 

環境を考えてみると、症状をある程度想定する手がかりになるかもしれません。

 

気圧の変化による影響

 

高度1万メートルの航空機内の気圧は、約0.7気圧といわれています。

 

つまり、気圧の低下による影響が考えられます。

 

身近な症状としては、航空性中耳炎があるのではないでしょうか。

 

耳が聞こえにくくなる症状ですね。

 

つばを飲み込んだりすると、自然に調節されますよね。

 

それ以外には、既往歴を確認して、心疾患や貧血症状がある方には、低酸素血症が起こりやすいです。

 

この場合には、酸素投与を行い、症状改善が見られるのか観察をしていくことが、大事ではないでしょうか。

 

長時間座位による影響

 

エコノミー症候群と呼ばれていたことがありました。

 

これは、長時間座っていることが原因で、まれに血栓ができ、流れていってしまうことをいいます。

 

これが、肺で詰まってしまうと肺塞栓症を起こしてしまいます。

 

血栓が大きく、太い血管に詰まった場合には、ショック症状が見られ、死に至ることもある恐ろしい病気です。

 

軽症の場合には、胸痛、呼吸困難、動悸などの胸部症状が出現します。

 

この場合にも、酸素投与を行い、医師との連携が必要となります。

 

閉所、不安による影響

 

よくあるのが、閉所恐怖症が挙げられるのではないでしょうか。

 

医療現場においては、CTやMRIなどの撮影時、症状が見られることがあります。

 

症状としては、不安が強くなることから、過呼吸が予想されます。

 

この場合は、寄り添いながら息を吐くことに集中するようにして、呼気を長くした呼吸を意識するようにしていきます。

 

などの色々な症状が想定されます。大事なのは、環境こそ違いますが、日々の臨床現場で培われた知識と行動力、アセスメント力が求められますね。

 

実際、航空機内で、どのような薬剤や医療資機材があるの?

 

色々調べてみると、航空機内での薬剤や医療資機材には、航空会社によって違うようです。

 

JALのホームページで内容が記載されていたので、参考にすると、

 

・ドクターズキット

・蘇生キット

・常備薬

 

が書かれていました。

 

医薬品は、蘇生に関する薬品がありますし、医療用具も、一般的なバイタルサイン測定、点滴セット、挿管セットなどが揃っています。

 

医師が機内にいる場合には、協力して医療行為を行えますし、看護師のみであれば、機内より救急専門医に相談できる体制ができあがっています。

 

看護師のみで不安がある場合でも、相談できる体制があるので、少しでも不安が解消されるのではないでしょうか。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

航空機内という特殊な環境下で行う看護は、不安が強いと思います。

 

医療を提供して、良い方向に行けばよいですが、症状が改善するとは限りないですよね。

 

その場合、責任の所在はどうなるのか?という部分が拭いきれません。

 

米国においては、「良きサマリア人の法」というものが、制定されています。

 

これは、緊急に航空機内の急病人の治療にあたり、損害賠償責任を免れるとされています。

 

とはいえ、責任は感じてしまいます。

 

難しい話題ではあると思いますが、もし医療従事者が自分しかいなければ、看護師として、協力したいという気持ちはありますよね。





 

 

 

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