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患者さんの血圧測定がうまくできない!どう対応する?

今回は「患者さんの血圧測定がうまくできない。どう対応するか」について記載していきますね。

 

看護師であれば、誰でも患者さんに血圧測定をしたことがありますよね。

 

測定部位としては、上肢にマンシェットを巻いて測定していることと思います。

 

でも、患者さんがショック状態、両腕に点滴ルートが挿入されているなど、上肢で測定不可の場合って、経験したことはないでしょうか。

 

様々な条件によって、上肢での血圧測定が不可となりうるのです。

 

では、両腕に点滴ルートが挿入されている場合、上肢で測定しちゃだめなの?上肢で測定できない場合、どうしたらいいの?マンシェットを使用しなくても、血圧ってわかるの?解説していきましょう!

 


 

両腕に点滴ルートが挿入されている場合、上肢で測定しちゃだめなの?

 

両腕に点滴ルートが挿入されている場合、患者さんはどのような状態であるのかを考えてみましょう。

 

通常の入院患者さんの場合、ほとんどの場合が、末梢静脈ルートが1つですよね。

 

それが、2つ必要だということは、急変していることが想像できます。

 

急変している患者さんの場合、昇圧薬や抗不整脈薬を使用しているケースが多いのではないでしょうか。

 

では、そのような状態で上腕動脈を測定しようとすると、どういう危険性があるのでしょう。

 

上腕動脈で血圧測定をすると、動脈を圧迫して血流を遮断しますよね。そして、徐々に圧迫を解除して、血圧を測定します。

 

恐ろしいのは、カフ圧が解除されてからです。

 

昇圧剤が、カフ圧が解除されたと同時に急速に血管内に流れ込みます。

 

つまり、循環血液量が上昇し、血圧の変動が激しくなります。

 

それ以外には、刺入部に負荷がかかりすぎて、血管外に漏れるリスクもありますね。

 

上肢で血圧測定ができない場合、どうしたらいいの?

 

上肢にこだわらなくても、血圧測定を行うことができます。

 

下肢に注目してみましょう。

 

大腿にマンシェットを巻いて測定する方法もあります。

 

これで、おおよその血圧を把握することができます。一つの方法として、覚えておくと良いでしょう。

 

それ以外の方法としては、動脈圧ラインによる観血的血圧測定の方法があります。

 

循環動態が不安定で頻回な血圧測定が必要な場合、医師と相談して動脈にカテーテルを挿入します。

 

ただし、モニタリングするための機材が必要になるので、使用できる場所は、限られます。

 

マンシェットを使用しなくても、血圧ってわかるの?

 

終末期で最期を迎える患者さん、ショックによる血圧測定不可の場合など、マンシェットで血圧測定がうまくできない場合が、あると思います。

 

その場合、おおよその収縮期血圧の最低ラインを脈拍の触知で行います。

 

脈拍触知の部位と最低値としては、

 

・橈骨動脈が触知できれば、80mmHg

・大腿動脈が触知できれば、60mmHg

・頸動脈が触知できれば、50mmHg

 

というように、判断することができます。

 

血圧が非常に低く、測定が難しい時に、有効的な手段なので、ぜひ覚えておきましょう。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

ほとんどの場合は、上肢で血圧測定をしているので、普段は全く困らないと思います。

 

でも、急変時や終末期の患者さんの場合、

 

・血圧測定不可

・最低血圧は○○mmHg

 

という2つの場合、後者の方が、圧倒的に患者さんの把握ができますよね。

 

急変時には、最低血圧を把握することが重要ですし、終末期の患者さんの最低血圧を把握することは、最期を迎える家族に情報の一つとして伝えることもできます。

 

看護師の知識や技術を習得することは、患者さんに対して様々な場面で活かされていくのです。





 

 

 

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