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がん患者さんの経済サポート。看護師はどう対応する?

今回は「がん患者さんの経済サポート。看護師はどう対応する」について記載していきますね。

 

がん医療の発展に伴い、様々ながんが発見され、早期に治療をする機会が増えてきています。

 

早期に治療を開始し、根治治療となる。化学療法を行い、がんと向き合いながら、日々を過ごしている。化学療法の適応外など、様々なケースがありますよね。

 

その中で、化学療法を行いながら、日々を過ごしている患者さんに、今回はフォーカスしていこうと思います。

 

「がん治療は、お金がものすごいかかるから、治療を続けるのが大変。」

 

このような話しを看護師は、患者さんから臨床現場で聞いたことはありませんか?

 

「大変だなー。話しを聞くことはできるけど、どうしたらいいのだろう。」

 

このように思ったことはありませんか?

 

臨床現場において、身近な存在である看護師は、経済的・社会的問題を耳にすることも、多いと思います。

 

では、がん治療の進歩により、外来通院が多くなってきた?働きながらがんと戦っている患者さん。治療が与える影響とは?がん患者さんが活用できる諸制度ってなに?解説していきましょう!

 


 

がん治療の進歩により、外来通院が多くなってきた?

 

初回のがん治療の場合には、副作用の症状を観察するという意味で、入院をして経過を見ていきます。

 

それ以後は、化学療法の種類によって、治療の進み方は多く異なります。

 

抗がん剤の内服治療の場合もありますし、外来化学療法センターに抗がん剤の点滴をするために、治療をする場合もあります。

 

つまり、治療法の選択肢が日々増えてきています。

 

治療法の選択肢が増えるに伴い、外来通院しながら治療を受ける期間も長くなっている印象があります。

 

治療期間が長いということは、社会での役割の変化、経済的問題に直面する機会が多くなることを意味するのではないでしょうか。

 

ということは、社会面はもちろん、身体面、心理面にも影響していることが容易に考えられます。

 

働きながらがんと戦っている患者さん。治療が与える影響とは?

 

がん治療の主な方法は、

 

・手術療法

・化学療法

・放射線療法

 

となります。その中でも、化学療法の治療期間は、長い場合が圧倒的に多いです。

 

ということは、当然副作用の症状が出現する可能性も考えなければいけません。

 

昔と比較すると、かなり副作用のコントロールは良いです。

 

テレビのイメージで、吐き続けたり、辛い時期が続くなどがありますが、最近では、薬物療法によって、ずいぶんコントロールが良くなってきたと思われます。

 

しかしながら、副作用を極力減らすことはできても、0にすることは難しいのは、臨床で看護師をしていると、見えてきますよね。

 

化学療法中の副作用症状としては、

 

・悪心

・骨髄抑制

・末梢神経障害

・食欲不振

・全身倦怠感

 

などが挙げられます。

 

働きながら治療を続けるということは、全身倦怠感や集中力低下、その他の副作用症状を戦いながら日々を過ごすことを意味します。

 

この副作用症状の理解が、職場に得られ、副作用のコントロールをしていくことが、不安を解消し、働き続けられる要因となります。

 

がん患者さんが活用できる諸制度ってなに?

 

介護であれば、介護保険がありますよね。

 

医療費がたくさん必要な場合、高額療養費制度があります。

 

これを患者さんが理解をして適応となり、申請をすれば経済的負担は軽くなります。

 

知らなければ、利用しないで経済的負担が強くなることを意味します。

 

看護師は、患者さんにとって身近な存在であるため、相談されることもあるでしょう。

 

「大変なんだなー。話しを聞くことしかできない。」

 

と判断するのか、

 

「経済的な負担を抱えているのだな。ソーシャルワーカーに相談をして、少しでも負担が軽減できることがないか相談してみよう。」

 

というように、行動することができるのか。

 

最低限、後者の専門家につなげることができるように、看護師は行動しなければいけないでしょう。

 

ソーシャルワーカーに相談できれば良いと判断しますが、看護師も制度の理解をしていることで、柔軟な対応ができます。

 

がん患者さんの制度利用の一部として、

 

・ADLの状況によって、障害年金

・大きなADL低下で、生命保険に加入していれば、高度障害保険金

・休職をしているのであれば、傷病手当金

・人工肛門などの手術後、身体障害者手帳

 

というように、様々な制度があるということを知っているだけでも、対応は大きく変わるのではないでしょうか。

 

最も避けなければいけないことは、経済的負担が大きくて、治療を中断しなければいけないケースです。

 

利用できる制度があるのに、うまく活用できないというのは、患者さんにとって大きな不利益につながってしまいます。

 

ソーシャルワーカーやファイナンシャル・プランナーなど、専門職がいるので、患者さんが相談できるように、していくことが、看護師にとって必要ではないでしょうか。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

看護師として、患者さんの経済的・社会的問題を相談された時、適切に対応することは、大切なことです。

 

経済面に対して、今回書きましたが、治療中の患者さんは、身体面・心理面のサポートは不可欠です。

 

患者さんが何を想い、どんな看護ケアが必要なのか。

 

看護師として知識をつけることで、コミュニケーションの引き出しも多くなります。

 

少しでも、患者さんの不安や辛さを軽減できるように、看護を提供していかなければいけませんよね。





 

 

 

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