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筋肉注射のポイント。看護師として必要な知識って?

今回は「筋肉注射のポイント。看護師として必要な知識とは」について記載していきますね。

 

看護技術の基礎として、筋肉注射を習得しましたよね。

 

筋肉注射を行うとき、痩せている患者さんもいれば、肥満の患者さんもいますよね。

 

静脈注射であれば、血液の逆流を確認できれば、血管内に針が挿入されていると判断できますよね。

 

じゃあ、筋肉注射の場合はどうでしょうか。

 

体格や患者さんによって、皮膚の厚みや筋肉の厚みは違うはずです。

 

そんな時、

 

「筋肉注射をしたつもりだけど、皮下に注入されていないだろうか。」

 

という風に、感じたことはありませんか?

 

また、筋肉注射の手技について、不安に思ったことはありませんか?

 

では、筋肉注射になるためには、刺入の深さはどうしたらいいの?安全な筋肉注射の手技とは?筋肉注射の痛みを少しでも、取り除くためには?解説していきましょう!

 


 

筋肉注射になるためには、刺入の深さはどうしたらいいの?

 

これは、一概に言うことができません。

 

上記でも書いたように、皮膚の厚みが違うからです。

 

ただし、基本的な考え方としては、

 

・筋膜までの距離

・筋膜の厚さ

・注射針のカットの長さ

 

これらをトータルした長さが、刺入の長さとなります。

 

私的には、特に痩せている患者さんの場合には、三角筋部に刺すことをあまりしません。

 

なぜかというと、痩せている場合、三角筋部の皮膚の厚みが薄いためです。

 

ということは、誤って深く刺しすぎるリスクが考えられます。

 

中殿部の場合だと、どうなるか?

 

表皮から腸骨までの距離が、少なくとも5cm以上あるといわれています。

 

つまり、深く刺したとしても、腸骨まで到達するリスクが低いことを意味します。

 

どちらの部位を選択するにしても、アセスメントをしっかり行った上で、行う必要があります。

 

安全な筋肉注射の手技とは?

 

注射部位について、基本的なことを書いていきますね。

 

上腕への注射の場合、肩峰より3横指下が三角筋部位として、行います。

 

注意する点として、三角筋部位の周囲には、いくつかの神経が走行しているので、部位を十分に確認して行う必要があります。

 

殿部への注射の場合、クラークの点が一般的でしょうか。筋肉の厚みを考えて、中殿筋を注射部位として、行います。

 

注射部位を選定したら、次は刺入のポイントです。

 

角度は90°で皮膚はつまみません。

 

なぜでしょうか?

 

どちらも共通していることとしては、筋肉までの到達距離になります。

 

角度を90°にすることで、最短で筋肉まで到達することができます。

 

ただし、皮膚の厚みが明らかに薄い場合には、45°などに調節することもあります。

 

皮膚をつままない理由としては、表皮をつまむことで、表皮から筋膜までの距離が長くなってしまうからです。

 

筋肉注射の手技を、ルーチンに覚えるのではなくて、なぜこのようにしなければいけないのか?というのを、しっかり自分の中で理解することが、安全につながります。

 

そして、必ずしびれや逆血がないかを確認しましょう。

 

この症状が見られると、様々なリスクが想定されるので、すみやかに中止をします。

 

筋肉注射の痛みを少しでも、取り除くためには?

 

筋肉注射の痛みを全て取り除くのは、難しいでしょう。

 

でも、痛みを少しでも緩和することは、可能です。

 

その一つとして、筋肉の力を抜いた状態が良いとされています。

 

そのために、三角筋部を注射する時には、手を腰にあててもらいます。

 

殿部においては、口呼吸をしてもらうという方法があります。

 

じゃあ、どの注射部位が、痛みを軽減するには有効なのでしょうか?

 

ある研究結果によると、三角筋より中殿筋の方が、痛みが小さいという有意な結果が出たということです。

 

リスクや痛みを総合的に考えると、可能ならば、中殿筋へのアプローチの方が、メリットが大きいのかもしれませんね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

どんな看護技術を行うにしても、

 

「こういう風に、看護技術を習ったからその通りにやっている。」

 

「こういう風に、看護技術を行う理由としては、○○だから、気をつけて行おう。」

 

という風に、同じ看護技術を行うにしても、明らかに後者の方が、根拠を持って、患者さんに看護を提供していますよね。

 

よく新人看護師の頃に、

 

「どんな処置をするにしても、根拠を持って行いましょう。」

 

と言われた意味が、よく理解できます。

 

なかなか忙しい日々なので、ゆっくり考えることができないかもしれません。

 

でも、自分自身の看護師としてのスキルアップ、患者さんの安全、安楽を考えると、一つ一つの看護技術に対して、根拠を持って看護ケアを提供していかないとですよね。

 





 

 

 

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