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技術②除細動の適応・不適応のポイントとは

今回は、除細動器の適応・不適応時のポイントについて記載していきますね。

まずは、4つの波形を覚えましょう。VF・無脈性VTPEA・心静止の4つの波形があります。除細動の適応となるのは、VF・無脈性VTの場合のみとなります。

 

AEDとの相違点は、医療者がモニター波形を確認して除細動が必要かを判断すること、エネルギー量の設定をする必要がある2点となります。

ほとんどの方が、「病棟勤務で触ったことがない。怖い印象がある。AEDは見たことあるけど、除細動は初めて」という声が多いと思います。

 

ここで、除細動を使用するまでの流れをまとめましたので、是非参考にしてくださいね!

除細動が到着したら、電源を入れます

心電図のリードを装着、またはパドルから心電図をモニターします

心電図モニターでリズムチェックを行います

(ここでVF・無脈性VTPEA・心静止なのかを鑑別します)

パドルをゲルに塗り、パドルを右前胸部と左側胸壁にあてます

(心臓を挟み込み電流というショックをあたえるイメージです)

エネルギー量を設定します

(初回エネルギーは、二相性なら120~200J、単相性なら360J2回目以降は、初回と同じか高いエネルギー量で行います)

充電をしながら、安全確認をしましょう。

(胸骨圧迫の中断時間は10秒以内なので、ギリギリまで行いましょう。

その上で、自分よし、酸素よし、周囲よしの確認をします。)

放電します

ただちに胸骨圧迫を開始します

 

これが除細動の実際となります。除細動は医師が行うので、大事なことはこの流れを理解していること、これが非常に重要となるので是非覚えておきましょう。

 

では、次に除細動のポイントについて記載していきましょう。

     リズムチェックの必要性

     PEA・心静止の判断は?

     PEA・心静止と判断した場合の対応は?

 

これらは、非常に重要な知識です。リズムチェックは、PEAと心拍再開の鑑別を行うために重要です。モニター上でVFや心静止が明らかな場合は不要となります。

心電図波形で、モニターのリード接続、感度を確認し、誘導を変更してもフラットライン(つまり0)の場合なら心静止の判断となります。何らかの心電図波形は認められるが、脈拍を触知しない場合には、全てPEAの判断となります。

PEA・心静止と判断した場合には、直ちに胸骨圧迫や人工呼吸を再開します。それと同時に、静脈ラインの確保を行い、アドレナリン投与を行います。2回目のリズムチェックでも同様に心電図波形に変化がなければ、アトロピンの投与を検討します。

 

 ではまとめてみましょう!

・VF・無脈性VTの場合には、ショックが最大の治療になり得る

  (1回目のショックで治ることが多いとされています)

PEA・心静止の場合には、原因検索を行いながら直ちに静脈路ラインを確保し、薬剤投与を行う 

是非覚えておきましょう。 

次回は「急変時の重症度と緊急度の違いについて」です。





 

 

 

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