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オムツを外す認知症患者さん。看護師としてのケアとは?

今回は「オムツを外す認知症患者さん。看護師としてのケアとは」について記載していきますね。

 

あなたは、部屋に行くと毎回オムツを外していることが多い患者さんに、どのように対応しますか?

 

看護師という仕事をしていると、医療処置から日常生活援助など、様々な看護ケアをしています。

 

看護ケアの中の、日常生活援助の部分にフォーカスしていきますね。

 

高齢社会に伴い、入院をしている患者さんも、高齢者が多くなってきており、認知症の患者さんも多くなっている印象があります。

 

ADLが自立している場合には、トイレの場所がわからないことが多いので、トイレの場所を伝えることで、排泄行動が問題ない方が多いです。

 

ですが、認知症の患者さんが、ベッド上で過ごしている場合はどうでしょうか。尿意や便意に対して、不快感を感じているが、どう対応して良いかわからず、オムツを外してしまうという行動につながるのです。

 

では、認知症患者さんが、オムツを外す理由はなぜ?看護師として、オムツを外す患者さんに、どうケアしていく必要があるの?オムツに手を入れて、便を触っていた。どのように対応したらいいの?解説していきましょう!

 


 


認知症患者さんが、オムツを外す理由はなぜ?

 

もし、あなたが認知症でベッド上生活の状態で、尿失禁をしてしまったら、どう行動しますか?

 

これを答えることができる人は、オムツを外す理由を理解しているのではないでしょうか。

 

オムツを外す行動をする理由としては、

 

・オムツを外して、排泄をしたいと考えている

・尿失禁をして、オムツが気持ち悪いと感じている

・オムツのサイズが合っていないので、変な感じがする

 

このような理由が挙げられます。

 

本来であれば、トイレに行って、パンツを下げて排泄行動をとりたいのです。

 

でも、トイレに行くことができなくて、認知力の低下によって、誰かに伝えることができない。

 

その結果、オムツを外して排泄をする、不快感があってオムツを外すという行動になっているのです。

 

オムツを外す患者さんに、どうケアしていく必要があるの?

 

看護師として、どのように排泄ケアを行っていく必要があるのでしょうか。

 

「気がついたら、毎回オムツを外しているのよね。つなぎの服を着ないとだめなのかな。」

 

こんな風に、考えたことはありませんか?

 

この考えだと、介助者側のことしか考えていないことになりますよね。

 

患者さんは、失禁した状態で不快感が持続してしまうことになります。

 

では、どう考えていくことが良いでしょうか。

 

オムツを外すということは、トイレに行きたいサイン

 

という視点が大切です。

 

「でも、気がついたらオムツを外しているから。」

 

という風になりがちです。

 

ですが、多くの場合、トイレに行きたいサインを患者さんが出していることが多いです。

 

私の経験上、急に落ち着かなくなる場合には、トイレに行きたいサインであることが多いです。

 

また、排泄周期が一定の患者さんの場合には、定期的にトイレ誘導をしていくことも、有効な手段です。

 

うまくトイレ誘導をしていくことで、患者さんの安心につながるので、積極的に介入していくことが大事になります。

 

オムツに手を入れて、便を触っていた。どのように対応したらいいの?

 

オムツ内の便を触っていた、または周囲に撒き散らしていた経験はありますか?

 

介助者側の感情としては、

 

「便を触っていて汚い。便に触れないように、手袋を装着して対応したらよいのだろうか。」

 

というように、考えてしまいますよね。

 

しかし、上記で書いたように、介助者側の都合になってしまうので、患者さんは不快感が持続してしまいます。

 

では、どうしたらよいのか。

 

患者さんの感情としては、

 

排泄した便を片付けようとしている

 

と考えることが、できるのではないでしょうか。

 

対応ができるように、患者さんの排便習慣、排便時のサインを観察していくことが大事になるのではないでしょうか。

 

排便時に落ち着かなくなる、腹部を触っていることが多い、怒りっぽくなるなど、様々な反応を見せることが多いです。

 

また3日に1回というように、排便周期が整っている場合だと、トイレ誘導、もしくは排便が見られる可能性があるという風に考えることができ、すばやい対応が可能になるのではないでしょうか。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

オムツを外す行動に対して考えてみましたが、必ず行動をすることには、意味があります。

 

なぜ、その行動を患者さんがしたのかを深く考えることで、見えてくる部分はたくさんあります。

 

知識と観察力から、正しいアセスメントと正しい対策につながります。

 

患者さんが、安心して日常生活を送れるように、看護ケアを提供していく必要があります。





 

 

 

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