看護師に必要な基礎知識、スキルアップ、メンタルケア、コミュニケーション能力、考え方などを共有して、患者さんに適切な看護ケアを提供できるようにするブログになります。

すぐ怒りトラブルになりやすい患者さんの対応とは?

今回は「怒りっぽくトラブルになりやすい患者さん」について記載していきますね。

病棟で働いている看護師が直面する、ほとんどの方が経験しているであろう患者さんとのトラブル。
最善と思われる医療を提供しているのに、毎日怒られることってありますよね?

これが続いてしまうと、医療者側も陰性感情を抱くようになり、患者さんと医療者の関係性が保てなくなることって多いと思います。

このような患者さんに対して、どのように対応していったらよいのでしょう?そもそも、なぜ患者さんはこのような態度をとってしまうのでしょう?解説していきますね!




患者さんの問題行動は、なぜ起きる?

パーソナリティ障害という言葉を聞いたことがありますか?このような方は、人格の発達が未熟なレベルなので、対人関係や感情が不安定なのです。当然ストレスにも弱く適応できないので、問題行動として表出されてきます。

また、普段は問題がない方でも、思い病気にかかると強いストレスがかかってしまうため、一時的にパーソナリティ障害を起こすことがあります。この場合も、上記同様の行動をとるので、問題行動となります。

元々、妄想などの精神疾患を持っている場合は、患者さんがイライラした状態になりやすく、医療者とのトラブルは多くなりますね。

怒りっぽい患者さんにどう対応しますか?

まず、問題行動の原因をはっきりしていくことが非常に重要となります。問題行動が続かなければ、一過性のパーソナリティ障害と判断しやすいと思いますが、続く場合にはパーソナリティ障害なのか精神症状が強いのか判断がつかないのです。
対応が難しい場合には、主治医に報告し精神科医に診察してもらうようにしましょう。

では、各々のパターン別にみてみましょう。

一過性のパーソナリティ障害の場合

この場合は、病気の受け入れ過程を考えてみましょう。時期によって精神症状が出やすいので、時期に沿って、対応することになります。次第に問題行動はなくなる場合が多いです。

パーソナリティ障害の場合

この場合が一番難しいです。まず大事なのは、医療者が陰性感情を起こしやすいので、カンファレンスを行いチーム内で統一した看護をできる体制を作ることが大切です。

統一した看護とは、
・問題行動には、必ず意味があり不安に対する反応、未熟な防衛反応だということを理解する
・身体の問題については、治療とケアの質を落とさない
・特別扱いはせず、他の患者さんと同様に対応する

などが考えられます。

臨床現場の実際は?

上記に記載した知識をもっていても、難しいのが現状です。医療者が患者さんと同じレベルになり、お互いの反発しあうこともありますし、患者さんに深く関わりすぎて対応しきれなくなることもあります。

当然難しい中でも、医療者がうまく関われることもたくさんあります。適度な距離を保ち、患者さんが何に対して怒っているのかを知っていれば、背景についても考えることができ、陰性感情が湧きにくいです。
また、少量の抗精神薬を使用することで、患者さんの攻撃性や衝動性を緩和されることもあります。 

大事なのは、
・行動変化が起きるには長い時間が必要である
・改善したと思えば、突然元に戻ることも多いこと
・十分な配慮をしていても、対応を一貫して行うのは難しいこと

これらを理解した上で、関わっていくことが大切ですね。





 

 

 

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