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検査値!アルブミンでわかることとは?

今回は「アルブミン」について記載していきますね。

採血検査って、どの医療施設でも行われるルーチン検査ですよね。検査値を見てもよくわからなかったり、一つの検査結果に対して~だと考えてしまうのは危険です。複数の検査値から、患者さんの病態を知るきっかけになります。

看護師が知りたい検査値は、病態検査といわれるものです。患者状態を把握する検査の意味です。
なので、アルブミンを理解することで、患者さんの何を把握することになるのか?そもそもアルブミンとは何なのか?解説していきましょう!




そもそもアルブミンってなに?

血清アルブミンは、栄養状態のアセスメントをしたいときや全身状態を総合的に判断したいときに、大変有用となります。なぜかというと、多くの場合、値が低下すると患者さんは悪化しており、上昇していれば回復していると考えることができるからです。

血清アルブミン値は、

・食事としてタンパク質を摂取し、肝臓でアミノ酸とアルブミンが合成され、血中に入る
・アルブミンが体の組織に供給され、体外へ出される

このバランスの結果の値になります。低値ということは、このバランスが崩れている状態になるので、栄養状態が良くないという話になるんですね。

アルブミンの低値と高値の場合、何が考えられるか?

低値の場合には、5つの原因を想定します。

タンパク摂取不足の場合
貧血の値を示すHbの低下が見られます。

タンパク合成障害の場合
アルブミン同様、肝臓で作られているコリンエステラーゼ(ChE)や総コレステロールも低下します。

タンパクの異化亢進の場合
CRPという炎症反応を確認します。炎症が高くなると、アルブミンの合成が低下し、局所での消費が強くなります。

タンパクの体外喪失の場合
腎臓から尿中だと尿タンパクの有無をみます。高ナトリウム血症の場合は、皮膚からの喪失が考えられます。

タンパクの体腔内漏出の場合
胸水・腹水に漏出することで、アルブミンが低下することもあります。

高値の場合には、脱水により血管内の水分が減少し、濃縮しているのではないかと考えます。
尿素窒素(UN)、Na、Clが高値の場合が多いようです。
脱水の症状を見ていくようにしましょう。

このように、アルブミンが低値だとしても、様々な可能性があります。アルブミンは、一般的には栄養状態を評価する際に使用することが多いです。しかし、アルブミンという検査値一つだけでは、栄養評価や全身状態をすべてわかるわけではありません。

アルブミンの値が低値や高値の場合、他の検査値や患者さんの症状を合わせてアセスメントすることが非常に重要なのです。検査値を学習する際には、一つだけではなく他の検査値も関連付けて覚えていくとよいでしょう。





 

 

 

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