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検査値!血小板でわかることとは?

今回は「血小板」について記載していきますね。

検査値の正常と異常を見極めることは、患者さんの現状を理解するのに有効的です。血小板を理解することは、患者さんが危険な状態なのかを理解できるといっても、過言ではありません。

血小板とはなんなのか?血小板が異常な場合、何を考えるか?解説していきましょう!




そもそも血小板ってなに?

血小板は、止血という身体にとって大変重要な機能を持っています。止血には、血小板と凝固因子が関係していて、血管が損傷した時に血栓を作るようにします。

血小板が低下している時、何を考えればよい?

血小板は、止血に関係しています。そのため、血小板が低下している状態だと、出血傾向と考えます。つまり、内臓出血など生命につながる出血が起きた場合にも、止血が正常に機能しない状態なので、大変危険な状態であると考えたほうがよいです。

血小板の増減はなぜ起きるの?

血小板は、骨髄で作られ血管内に供給する数、血管内で消費し血管外に出て行く数のバランスで決まります。
血小板低下の場合には、

・骨髄の異常による産生低下
・血管内での消費が増大している

この2通りを考えるのが、基本になります。 

血小板に消費や破壊が多くなる原因は、様々なので血小板だけでは理解することはできません。他の検査値との組み合わせを理解することで、原因を考えることになります。

骨髄の異常については、患者さんの病名やどのような治療をされているのかを把握することで、患者さんの状態を理解しやすくなります。

例えば、放射線治療や抗がん剤投与をしている患者さんであれば、
「外的要因による産生低下を起こしているのかもしれない。」と考えてみることができますね。

血小板が減少し、重篤な状態になりやすいDICを見つけるポイントは?

血小板が減少して、一番気をつけないといけない状態が、DIC(播種性血管内凝固症候群)といわれるものです。

DICとは、著しい凝固活性化があり、微小血管内に微小血栓がどんどん作られていく状態です。生命の危険が迫っている状態といえますね。敗血症という診断名がついているときは、このDICを起こしている可能性が高くなります。

このDICを起こしているのかを見る検査値として、血小板(PLT)以外にDICのポイントは

・フィブリノゲン(FIBG):血液凝固第Ⅰ因子で、凝固活性すると低下します
・プロトロンビン時間(PT):凝固反応をみる検査で、凝固因子が消費すると時間が延長します
・Dダイマー:血栓が存在したことを表すマーカーで、高くなる

これらが、DICを起こしていると検査値として出てきます。なので、敗血症などの診断がついている時、これらの検査値もあわせてみると、

「この患者さんは血栓を作りやすい状態で、さらに出血傾向も強い。生命の危険がある状態なので、注意して看護していかないといけないんだな。」 と考えることができます。
そうすると、自然と注意して患者さんの異変がないか見ていきますよね?

このように検査値を理解することは、患者さんの現在の状態を把握することにつながります。
血小板は、全身状態を把握する助けになるので覚えておきましょう。





 

 

 

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