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検査値!白血球でわかることとは?

今回は「白血球」について記載していきますね。

入院している患者さんに採血をするとき、ほぼ検査値として白血球を検査します。白血球はよく聞く検査値で、「病気をやっつける」というイメージを持っている方は比較的多いんじゃないかなと思います。白血球の理解を深めることは、患者さんの理解を深めることにつながります。

そこで、白血球のメカニズムってどうなっているのか?白血球が増減した時、何を考えるか? 白血球が変化した時に、合わせて確認したい検査値は何なのか?解説していきましょう!




そもそも白血球ってなに?

白血球は、外部からの病原体やアレルギー物質から身体を守るためのものです。身体の中に起こる様々な有害物質に対して、免疫反応を起こす血液細胞になります。

白血球といっても、

・好中球:細菌に対して殺菌作用を持つ
・リンパ球:ウイルスに対して抗体を作って、攻撃する
・単球:異物や体内の細菌を貧食する

これらに分類され、総称して白血球といいます。

白血球のメカニズムってどうなっているの?

白血球の増減する視点で見ていきましょう。
細菌感染症を起こしている場合、白血球が増加しますが、初期の場合と重症の場合には白血球は低下してしまいます。 

なぜかというと、感染した場所に白血球が移動して、貧食や殺菌をします。この時が初期になるので、白血球は減少するんですね。
その1~2時間後ぐらいに、減った白血球を補うために各臓器にあった白血球が血液に供給されます。

つまり対処しなければいけない細菌量が少なければ、供給が多い。白血球が増加するという、普段私達が検査値としてよく見かける数値になります。 対処すべき細菌量が多い場合には、白血球は増加しないことになりますね。

さらに12~24時間後には、骨髄から大きな白血球の供給が起こります。なので、重症細菌感染症を起こしていると、白血球は減少したままになるということになります。

このメカニズムを理解していると、前回値の白血球と比較しながら患者さんの身体で何が起こっているのか推測しやすくなります。 

白血球以外に、合わせて確認したい検査値ってなにがあるの?

炎症反応(CRP)とプロカルシトニン(PCT)という検査データも合わせて確認していきましょう。

・CRP:様々な炎症反応で強く反応する炎症マーカーのこと
・PCT:全身感染症や治療効果を反映するマーカーのこと

これらは細菌感染時には上昇しますが、タイムラグがあり他の原因時にも上昇してしまうので、総合的に見ていくことが大事になります。

なぜ白血球だけではだめなのかというと、白血球が減少しただけでは細菌感染症だとは言い切れませんし、炎症が落ち着いたとも判断できません。

検査値を合わせて判断することで、初めて患者さんの身体に何が起きているのかを把握することができます。

看護をしていく上で、白血球の検査データを見る機会は多いと思います。白血球に異常が起きている場合、上記に記載したような検査データを合わせて理解することで、重症度を予測することができます。

重症だといういうことが、知識を持って理解していれば必然と注意深く観察しますよね?これが大事なんです。
知識を深めていきましょう!





 

 

 

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