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基礎編!血糖値が異常な時、何に気をつけますか?

今回は「血糖値」について記載していきますね。

現代の生活習慣病の一つに糖尿病があり、糖尿病を患っている方が多くなってきています。糖尿病を除けば元気な方では、普段の生活では内服やインスリン自己注射、低血糖時の対応などでコントロールがついているので、大きな影響はないです。しかし他の病気を発症し入院となった場合、糖尿病も合併していると状況になると話しは変わります。
もし食事が摂れない場合には、どうコントロールするのか?内服とかインスリンはどうするの?という話しになりますよね。

そもそも血糖値とか何なのか?血糖のメカニズムは何なのか?血糖値が異常な場合、どう対応するのか?解説していきましょう!



そもそも血糖値ってなに?

炭水化物は腸内で消化吸収され、ブドウ糖として血液中に運ばれます。血糖値って、この血中ブドウ糖濃度のことをいいます。

ちなみにブドウ糖の役割ですが、糖質はエネルギーを得るのに適した栄養素で、全身の臓器で使用されます。特に脳細胞は血液を流れるブドウ糖しか利用できません。血糖値を安定させるのが、大事だということがわかります。

血糖のメカニズムってどうなっているの?

まず、デンプンや佐藤などの炭水化物は、消化管の中でブドウ糖にまで分解され、小腸から吸収されます。
血糖値が上昇すると、膵臓からインスリンが分泌されて、各臓器に行き渡ります。
筋肉や脂肪は、インスリンを使ってブドウ糖を取り込み、エネルギー源として使用されます。

このようなメカニズムで、血糖値は常に70~140あたりを維持していくんですね。

低血糖症状があったら、どうしたらいいの?

70以下になった状態を低血糖といいます。
低血糖症状としては、

・交感神経刺激症状(発汗、振戦、高血圧など)
・中枢神経障害(意識レベル低下、めまい、いらいら感、頭痛など)

このような症状が見られます。患者さん一人一人、低血糖症状の主訴が違うので、注意して観察していく必要があります。

低血糖症状が見られた場合には、ブドウ糖や清涼飲料水を飲んでもらう、口から飲むことができなければ、医師の指示を確認し50%ブドウ糖液を20~40ml静注して様子を見ます。

低血糖症状は、対応が遅れると意識障害を起こし後遺症を残すこともあるので、インスリン注射や血糖降下薬を内服中の方は、常に考えておくとよいでしょう。

高血糖がみられた場合は、どうしたらいいの?

血糖値が200以上あれば、一般的に高血糖といいます。特に500以上の場合には、意識障害をきたし、最悪亡くなる場合もあるので、早いインスリン療法が重要になります。症状としては、前駆症状が乏しいので、中枢神経症状が主として出現します。

現在、糖尿病を持っている方は増加傾向です。病棟で働いている看護師は、主病名が違っていても糖尿病を持っている患者さんを必ず見たことがあると思います。血糖値を理解することは、看護を提供する上で必須事項となってきています。

「基礎知識を持っている看護師は、患者さんの異常にいち早く気づける状態」ということです。正常か異常かわからなければ、異常に気づけないですよね?血糖値の基礎知識、是非覚えていきましょう!
 




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