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痛みの閾値ってなに?どう対応したらいいの?

今回は「痛みの閾値(いきち)」について記載していきますね。

医療業界では、様々な専門用語が使われています。ふとした時に、「あれ?何だっけ?」と思うことありますよね。閾値は疼痛管理をしている場面で、良く使われる言葉になります。

痛みの閾値ってどういう意味?閾値はどういう場面で使用されるのか?閾値をあげるためにはどう対応したらよいのか?解説していきましょう!




痛みの閾値ってどういう意味?

痛みの閾値とは、患者さん一人一人が痛みを感じ始めるポイントのことをいいます。閾値が下がると弱い痛みでも感じてしまい、逆に閾値が高い方だと強い痛みでないとあまり感じません。よく我慢強い方がいると思いますが、このような方は「痛みの閾値が高い」と判断することができます。

そもそも痛みって何で感じるの?

痛みは、末梢神経で感知をすると脊髄に伝わって、痛みの刺激が脳幹を経由して視床に興奮を伝えます。その結果、最終的に頭に痛みがあることを認知されます。

痛みとは、実際に組織が損傷した時、組織が損傷しそうな場合、または不快な体験をした場合に感じるといわれています。 

痛みの閾値は、変化するの?

不快感や不安、不眠や疲労、倦怠感などの精神症状が出現している場合には、痛みの閾値を下げてしまうことが多いです。癌の患者さんでは、痛みを訴えることが多いですが、その原因は心因性疼痛が影響しています。

そのため、様々な心理的要因をコミュニケーションを通じて確認し、緩和していく必要があります。日頃の関わりが重要だということですね。

痛みの閾値をあげるために、どう対応したらいいの?

まずは全身状態を把握して、痛みの種類についてアセスメントをしましょう。

・痛みの部位
・時間の経過と共に痛みが変化するか
・強さ
・今までの治療
・心理的要因がないか

これらをアセスメントして、総合的に評価してみます。次に痛みをどのレベルまで抑えるかを検討します。
そして、痛みの閾値を上げる方法を考えることになります。

・コミュニケーションを十分にとる
・話しを傾聴する
・体位調整
・薬物療法

これらの方法を検討し、有効的だと思われる方法を実践していきます。

・心理的要因が強ければ、温罨法やコミュニケーションを主として関わる
・身体的要因が強ければ、薬物療法(非オピオイド、弱オピオイド、強オピオイド)を使用し、痛みを抑えることで痛みを感じさせない閾値に到達させることを行います。

痛みの閾値を正しく理解し、患者さんの疼痛を緩和できることは、患者さんの安楽のために大変重要となります。そのためには、患者さんの置かれている状況を把握することが必要です。

癌やその他の病気から来る疼痛なのか、心理的要因から疼痛が強くなっているのか判断するのは難しいですが、患者さんと日頃コミュニケーションをしていると、自然と見えてくることが多いです。
十分なコミュニケーションと痛みの知識を合わせ持つことが、痛みの閾値を正しくコントロールできる人だと思います。





 

 

 

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