
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
・看護師が病院以外で働きたいと感じる5つの理由
・新人看護師に病院以外はおすすめしない2つの理由
・看護師が病院以外の働き方で気をつける3つのポイント
✔︎本記事の信頼性
✔︎現役15年目看護師&副業ブロガー
✔︎ブログきっかけで看護の本を執筆
✔︎総合病院で急性期、慢性期、終末期を経験
結論から先に言うと、
病院以外で働きたい理由を明確にする
ここがポイントになります。
とはいえ、

こう感じる人も多いでしょう。
本記事では
「病院以外で働きたいと感じる理由、病院以外で働くときに気をつけるポイント」
というテーマで伝えていきます。
看護師の働き方に疑問を持っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは、スタートしていきましょう!
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Contents
看護師が病院以外で働きたいと感じる5つの理由
・人間関係がつらい
・夜勤がきつい
・看護師は残業が当たり前
・興味のある分野を見つけた
・子育てや結婚による環境の変化
代表的な5つの悩みについて、一つひとつ深掘りをしていきます。
病院以外で働きたい理由1:看護師の人間関係がつらい
参考
・先輩看護師やベテラン看護師からキツイ言葉が毎日ある
・ちょっとしたミスでも、自分の場合だけ怒られる
・ナースコールをとる人、とらない人がいる
・職場内でいじめやパワハラがある
・看護師長が人によって態度が違う
看護師の人間関係は、想像以上にきつい世界です。
なぜなら、患者さんの生命を取り扱う場面が多いからですね。
忙しい環境であればあるほど、本来の性格が出てしまいます。
その結果、人間関係が悪くなるわけですね。
正直、人間関係を自力で解決するのは難しいです。

他人を変える努力をするより、自分自身の環境を変える選択が良いですね。
病院以外で働きたい理由2:看護師の夜勤がつらい
参考
・看護師で受け持つ患者さんの数が圧倒的に多い
・寝るべき時間に起きているため、体調管理が大変
・緊急対応があると残業があって疲労がさらにとれない
2交代と3交代の両方を経験しましたが、看護師の夜勤は生活リズムを作りづらいです。
日中と夜勤の不規則勤務は、時間コントロールが想像以上に難しいから。

夜勤を50代まで続ける未来がみえず、病院を離れたいと思う人が多いですね。
病院以外で働きたい理由3:看護師は残業が当たり前
参考
・前残業の30分は当たり前
・毎日、2〜3時間の残業は当たり前
・定時で帰るのは月1回程度
早めに病院へ到着をして、患者さんの情報収集を当たり前にする環境。
昼の休憩時間を削り、遅くまで残業をする。
病院以外の働き方を探すのは、当然の流れと言って良いです。

病院以外で働きたい理由4:興味のある分野を見つけた
参考
・他の科に興味が出た
・急性期から慢性期をやりたい
・自分の得意がある環境に移動したい
看護師として働いていると、自分の得意や興味のある分野を見つけることができます。
病院以外でも、看護師の仕事はたくさんありますからね。

病院以外で働きたい理由5:子育てや結婚による環境の変化
✔︎結婚
✔︎子育て
仕事と家族とのバランスを考えて、病院以外の働き方を考えることがあります。
残業や夜勤が多いと、生活リズムを崩しやすいからですね。
独身のときとは違い、想像以上に時間コントロールが難しくなります。

新人看護師に病院以外はおすすめしない2つの理由
新人看護師の場合、基本的には病院をおすすめします。
なぜなら、病院での臨床経験を高く評価する環境が多いからですね。
もっといえば、病院での知識や経験を活かす機会が圧倒的にあるから。
✔︎病院での臨床経験
✔︎教育体制が整っていない
上記2つの内容について、もう少し深掘りをしますね。
病院での臨床経験を聞かれることが多い
結論から先に言うと、
病院での臨床経験が、病院以外で働く際の強みになります。
例えば、
ポイント
・急変時の対応
・異常の早期発見
・基礎となる看護知識とアセスメント力
入院している患者さんを日々対応している看護師は、自然とスキルが伸びていきます。
自分自身もそうでした。
自分では気がつきませんでしたが、確実に一歩ずつ経験を積み上げていました。

教育体制が整っていない
中規模以上の病院であれば、新人看護師に先輩看護師が指導する教育体制が整っています。
一方で、病院以外の施設やクリニックの場合、教育制度が整っていない環境が多いです。
理由は
看護師人数が少ない状態で即戦力を求められているから。
病院以外で働きたい目的は、一人ひとり違います。
ただ、病院で看護師の基礎を学んでから、求める環境に移動する方が選択肢を広げることになります。

看護師が病院以外の働き方で気をつける3つのポイント

自分自身の経験談を交えながら
ポイント
・転職の目的を明確にする
・必要な条件を明らかにする
・こだわりすぎずに視野を広げる
上記3つの項目で、一つひとつ深掘りをしますね。
転職の目的を明確にする
”何のために病院以外の転職をするのか”
ここを明確にすることが、失敗しない転職をすることができます。
自分の場合、

というように、転職後の未来をはっきりと描いていました。
必要な条件を明らかにする
自分の希望する条件をすべてクリアできれば良いですが、選択肢の幅を狭くしてしまう原因になりがちです。

こう思うかもしれませんが、妥協できる条件とできない条件を具体的にするのが大切になります。
例えば、自分の場合
妥協できる条件
・看護師の仕事内容
・休日の仕事はOK
・環境はどこでも良い
・オンコールはあってもOK
妥協できない条件
・日勤のみで夜勤がない
・残業がない
・人間関係が良好
・待遇と福利厚生
上記のような項目を挙げていました。

こだわりすぎずに視野を広げる
求める条件を具体的にしたら、転職先を絞る方法を行います。
ダメなパターンは
「夜勤なしの残業なしでクリニック限定」
というように、絞りすぎてしまうことですね。
自分の場合は、
「夜勤なしの残業なし」
という条件で探していました。
なぜなら、目的が
”家族との時間を確保しながら働ける環境”
だったからですね。

まとめ:看護師が病院以外の働き方を考えるときは、目的に明確にしよう
今回は「病院以外で働きたいと感じる理由、病院以外で働くときに気をつけるポイント」というテーマで伝えました。
本記事の要約
・看護師が病院以外で働きたいと感じる5つの理由
・新人看護師に病院以外はおすすめしない2つの理由
・看護師が病院以外の働き方で気をつける3つのポイント
看護師として一つの環境だけで働くのが、必ずしも正解ではありません。

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