
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
・看護師が転職前に抱える7つの悩みと解決策
・看護師が転職をするタイミングは、今の職場で悩みが解決できないとき
・看護師転職サイト4つのデメリット
・看護師転職サイト6つのメリット
・【期間3ヶ月】看護師が転職活動をする一連の流れ
✔︎本記事の信頼性
✔︎現役14年目看護師&副業ブロガー
✔︎ブログ収益5桁(最高5万円/月)
✔︎ブログきっかけで看護の本を執筆
結論から先に言うと、
今いる職場で解決できないなら、我慢せずに転職をした方が良いです。
看護師を辞めるより、一人ひとりのライフスタイルに合わせて看護師を続けた方が良いから。
とはいえ、

こう感じているはずです。
本記事では
「看護師が転職前に抱える7つの悩みと解決策、転職をするタイミング」
と言うテーマで伝えていきます。
転職をしようか悩んでいる方はぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
それでは、スタートしていきましょう!
看護師転職サイトおすすめ3選
※完全無料で利用できますが、求人数や業界トップだけを登録するなら看護roo!一択でOKです。
Contents
看護師が転職前に抱える7つの悩みと解決策
7つの悩み
・人間関係
・人が少なくて辞めにくい
・プライベートがない
・子育てが大変で続けられない
・責任が重すぎる
・収入面が足りない
・スキルアップができない
順番に解説をします。
人間関係
看護師の悩みで圧倒的に多いのは、人間関係です。
忙しくなればなるほど、人は心の余裕をなくして配慮のない言葉を使ってしまうからですね。
具体的には
・スタッフ同士のしがらみ
・上司からの高圧的な言葉
・威圧的な医師の対応
・対応が大変な患者さんや家族
一番つらいのは、看護師同士の人間関係になります。
大きな病院でも、外来や病棟ごとに人間関係が作られているからです。

解決策:まずは異動。それでもダメなら転職をする

転職よりハードルの低い異動願いをするのが良いです。
一定のエネルギーを必要としますからね。
具体的には、看護師長に

と素直に伝えるのがポイントになります。
劣等感を感じると思いますが、大丈夫です。
たまたま、今の職場環境に合わなかっただけなので。
まず、異動願いをするようにしましょう。
人が少なくて辞めにくい
看護師のマンパワー不足は、あなたの働いている職場だけではありません。
どの職場も、ギリギリの看護師人数で仕事をしていますからね。
看護師の人数が少ない理由は
・結婚や子育てをきっかけに、フルタイム看護師ができない
・少子化の影響で、看護師の人数が減少傾向
・潜在看護師が年々増加している
上記の結果、人が少ない状況が長年続いています。

解決策:〇〇までに辞めると決めて転職活動をする
人が少ない状況で辞めると、無責任だと思うかもしれませんね。
ただ、あなたの人生を職場は守ってくれません。
ガマンして働いた結果、残るのは体も心もボロボロになった自分になります。
行動する具体的な方法は、期日を決めるのが大切です。
民法627条1項では、
労働者には「退職の自由」がある。そのため、退職を希望する労働者は自由に退職することができ、退職の意思表示から2週間が経過すると雇用関係が終了(=退職)する
とされていますが、2週間前だと円満退職は難しいですよね。
おすすめなのは、退職する3ヶ月前に伝えることです。
3ヶ月の期間があれば、新しい看護師の配置や職員募集の強化をすることができます。

プライベートがない
総合病院で働いている看護師は、
・看護研究
・係活動や勉強会
・残業が多い
という状況が発生し、休みが少ないと感じます。
無給で休日出勤ほど、つらいものはないですからね。

解決策:転職をしてプライベートの時間を確保する
今の環境を変えるには、転職をする一択になります。
同じ病院内で異動をしても、看護研究や係活動、残業を変化させることはできないからです。
具体的な転職活動は
仕事とプライベートのバランスをよく考える
上記をよく考えるようにしてください。

子育てが大変で続けられない
子育てをしながら夜勤のあるフルタイム看護師をするのは、正直厳しいです。
残業があると時間コントロールをできなくなりますし、家に帰ってからも子育てで休む時間がなくなります。
子育てをしながら、時短勤務やフルタイム看護師をしていた人に話しを聞くと

と全員、仕事と家族のバランスを保つことができていませんでした。

解決策:残業がない職場に転職をする
残業がほぼ0で日勤のみの職場というのは、存在します。
具体的には
メモ
・療養型の病院
・回復期の病院
・施設看護師
特に急性期病院の残業は多いので、避けるようにしてください。

もし、結婚や子育てで収入面の不安がある場合、副業ブログで収入の柱を1本増やす方法もあります。
関連:【今からでもOK】看護師をしながら副業するならブログ。理由は7つ
責任が重すぎる
看護師は、命と向き合う場面の多い仕事です。
急変する場合もあれば、最期を看取る場面もあります。
看護をしていると、
・患者さんの命と向き合い、精神的につらい
・自分のスキルや知識が追いつかず、つらい
特に看護師経験が少ないと、上記2つの悩みを抱えることが多いです。

解決策:悩みを具体的にして、異動を検討する
乗り越える余裕がなければ、燃えつきてしまう前に異動を相談した方が良いです。
看護師といっても、得意不得意な分野が必ずあります。
ゆっくり患者さんと話しを聞くのが得意な看護師もいますし、徐々に成長していくタイプもいます。

収入面を増やしたい
収入アップをめざして転職先や求人票をみている人は、多いです。
思っている以上に看護師の収入は高くないから。
ただ、求人票をみても多くの人は転職しません。
具体的な理由は
メモ
・収入が増えるけど、週休6日
・夜勤の回数が増える
・残業が増える
労働時間を増やして収入アップをしているだけなんです。

解決策:将来を考えた副業を選択する
収入が増える可能性を秘めたブログがおすすめです。
仕組みを作ることができれば、少ない労働時間で収入アップの可能性があるためですね。
50代、60代になっても夜勤をできますか?
不規則勤務に耐えられますか?
現役看護師をしながら、看護師ブロガーとして活動している人は増えてきています。
経験を活かした記事が多いですよ。
関連:【必見】看護師のブログは面白い!20人のブログを一挙紹介します
スキルアップができない
具体的にどんなスキルアップが必要なのか明確にするのが大切です。
看護師の分野は広く、全てを極めることは難しいから。
具体的には
ポイント
・救急対応ができる看護師
・認定看護師
・専門看護師
上記のように分けることができますし、資格をとって活かせる職場を探すのも一つの方法です。
解決策:どんなスキルアップをしたいのか具体的にする
異動は一つの選択肢になりますが、自分のめざすスキルアップの科がなければ、転職も一つの選択肢です。
ただ、環境を変えれば人間関係を一から作る大変さがあります。

看護師が転職をするタイミングは、今の職場で悩みが解決できないとき
異動をしても変わらなければ、転職をするのが良いです。
我慢する必要はありませんし、働きやすい環境を求めないと身体がこわれてしまいますからね。
とはいえ、

こう思うのがほとんどです。
何度かお伝えしていますが、大切なのは
看護師として、どのように働きたいのか
転職というのは、環境を変える一つの手段になります。

転職する前に看護師は悩みを自己分析することが大切
正しい自己分析をしなければ、転職後でも我慢する毎日を繰り返します。
なぜなら、求める環境ではないからですね。
ダメな具体例
・給与だけをみて労働条件をみていなかった
・人間関係を重視していたのに、内部事情を知らなかった
・子供との時間を大切にしたいのに、残業が多すぎた
転職後に環境が悪化した例も多くあるので、正しい自己分析が必要です。
自己分析の方法は
・今までの看護師経験と知識を振り返る
・今、抱えている悩みを具体的にする
・看護師として、どうなりたいか
上記3つを振り返ると、求める環境を正しく判断できます。
私が転職前に自己分析した内容
参考
・総合病院で看護師12年
・急性期や慢性期、終末期のすべてを経験した
・今、抱えている悩みは仕事と家族のバランスが悪い
・夜勤を卒業したい
・副業ブログで夜勤と残業代をカバーしたい
・転職先は日勤のみで残業がない環境
・子供に「夜、いないの?」と言わせない
自己分析後に行動した結果、現在は施設看護師として働いています。

とはいえ、

こう思いますよね。
自己分析を深掘りしたいときは、転職サイトを利用するのが良いですよ。
担当のキャリアアドバイザーが、無料で振り返りを手伝ってくれます。
自己分析をした結果、転職が良いのであれば転職活動をしたら良いのです。

看護師転職サイト4つのデメリット

デメリットは当然あります。
・担当者からの連絡がしつこい
・希望の求人を紹介してくれない
・担当者から連絡が来ない
・自分のペースで転職活動ができない
順番に解説をします。
担当者からの連絡がしつこい
しつこいと感じたのであれば、素直に断りましょう。
キャリアアドバイザーの仕事は、転職をしたい看護師をサポートするのが仕事だから。
具体的に伝える方法は

「ゆっくり転職活動をしたいので、こちら連絡するまで保留で良いですか?」
「〇〇の時間帯や頻度で連絡をいただけますか?」
お互いに良い関係性を作るのは大切です。

希望の求人を紹介してくれない
希望の求人を正しく伝わっていないのが原因です。
無理な求人を紹介しても、転職はしないですからね。
正しく伝えるためには
✔︎希望の条件を紙やメールの文章を作って確実に伝える
電話の口頭だけでは、まちがって伝わることがあります。
また、正しく伝わったとしても
✔︎看護師の経験と希望条件に合う求人がない
上記のケースもあるんですね。

担当者から連絡がこない
キャリアアドバイザーによって、満足がいくサポートを受けられない場合があります。
経験値や知識に差があるからですね。
対処方法は
・素直に担当を代わってほしいことを伝える
・複数登録をして相性が良い担当者を見つける
上記2つの方法があります。
担当者に悪いなと思うかもしれませんが、転職サイト側としては本気で転職をしたい気持ちが伝わるので大丈夫ですよ。
とはいえ、

こう思うこともあるので、他の転職サイトの担当者を見つけるのが簡単な方法ですね。
自分のペースで転職活動ができない
ゆっくり転職活動をしたい場合、最初の時点で連絡する頻度を伝えるのが大切です。
キャリアアドバイザーは、良い求人や希望に合う条件を提案する仕事だからですね。
事前に伝えても連絡する頻度の多い場合には、
✔︎担当者の変更or他の転職サイトで活動する
という方法で進めていくと良いですよ。
ガマンして転職活動をする必要はありませんからね。
看護師転職サイト6つのメリット
デメリットがあれば、当然メリットもあります。
ポイント
・転職先の内部事情を知ることができる
・希望通りの職場に転職できる
・転職しやすいようにサポートしてくれる
・給与や労働条件などを交渉してくれる
・転職後もフォローしてくれる
・非公開求人を紹介してくれる
転職サイトは、デメリットを超えるメリットの多い特徴があります。
一つずつ解説しますね。
転職先の内部事情を知ることができる
応募先の内部事情を教えてもらえるのが、転職サイト最大のメリットになります。
公式ホームページや募集要項だけでは、知ることのできない情報だから。
具体的には
・人間関係
・有休が取れているか
・残業時間
転職先に求める情報を確認することができます。

希望通りの職場に転職できる
時間の取れない看護師にとって、希望に合った求人を紹介してくれるのは大きなメリットですね。
不規則勤務の看護師は、想像以上に動けないから。
ハローワークや求人サイトの場合、自分の時間で転職先を見つける必要があります。
ただ、夜勤明けや休みの日は休みたいんですよね。

転職しやすいようにサポートしてくれる
転職先に合わせた対応をしてくれる特徴があります。
情報を多く持っているので、傾向を掴んでいるわけです。
具体的には
・履歴書の書き方
・経歴書の添削
・面接対策

給与や労働条件などを交渉してくれる
給与や労働条件を交渉してくれるのは、メリットです。
個人だと交渉しづらいですし、内定が取り消しになる可能性を考えるとこわいですからね。
具体的な交渉内容は
✔︎年収
✔︎職場の待遇
転職サイトは、転職先の年収や待遇を熟知しています。
情報を多く持っているので、条件交渉をしやすいわけです。
転職後もフォローしてくれる
転職後もフォローする転職サイトは多くあります。
すぐに辞めてしまうと、転職サイトと紹介先の関係性が悪くなるためですね。
具体的には
・希望とのギャップはないか
・職場環境は問題ないか
・人間関係は大丈夫か
キャリアアドバイザーは、ありがたい存在です。
非公開求人を紹介してくれる
非公開求人は、給与や待遇面を期待できます。
人気の求人を公開してしまうと、応募が殺到する好条件だからですね。
具体的には
・給与や待遇面が良い
・候補者を限定して採用したい
・人事をオープンにしたくない
非公開求人は、転職先にも看護師にもメリットがあります。

【期間3ヶ月】看護師が転職活動をする一連の流れを解説

早い人なら1ヶ月程度で終わるかもしれませんが、ゆっくり考えながら転職活動をしていくのが一般的です。
✔︎1ヶ月目
✔︎2ヶ月目
✔︎3ヶ月目
期間ごとに解説をします。
転職活動1ヶ月目:条件に合った求人を探す&自己分析を行う
ハローワークや転職サイトを複数使って、求人を探すのが大切になります。
選択肢を多くするのが重要だからですね。
具体的には
・時間を作ってハローワークに行く
・複数の転職サイトに登録し、求人を探す
そして、重要なのが自己分析です。
ポイント
✔︎今までの看護師経験と知識を振り返る
✔︎今、抱えている悩みを具体的にする
✔︎看護師として、どうなりたいか
上記3つの視点を持って、じっくり考えてみてください。

転職活動2ヶ月目:応募〜選考
希望条件の合う求人に応募し、選考へ進みます。
ハローワークと転職サイトはどちらもサポートしてくれるものの、手厚さで比較するなら圧倒的に転職サイトですね。
転職サイトだと
・選考書類
・面接対策
・転職先の個別対策
一人ひとりの状況に合わせて対応してくれます。

転職活動3ヶ月目:退職の意思を伝える&3ヶ月前が良い
内定が決まったら、すぐに退職の意思を看護師長、看護部長に伝えるのが大切です。
民法上は2週間前でも、就業規則で円満退職をしづらいからですね。
具体的には3ヶ月前がおすすめです。
・人員確保の時間
・人員調整の時間
・就業規則に反しない
上記3つの理由があるからですね。

まとめ:看護師が抱える転職の悩みは、一つずつ解決しよう。自己分析は大切です
今回は看護師が転職前に抱える7つの悩みと解決策、転職をするタイミングについて解説しました。
本記事の要約
✔︎看護師が転職前に抱える7つの悩みと解決策
✔︎看護師が転職をするタイミングは、今の職場で悩みが解決できないとき
✔︎看護師転職サイト4つのデメリットと6つのメリット
✔︎【期間3ヶ月】看護師が転職活動をする一連の流れ
✔︎自己分析が大切
看護師の転職は、抱えている悩みを解決する一つの手段になります。
